京都災ボラバンク縁
                               

4周年

平成28年2月11日
【阪神淡路大震災からの復興の痕跡・まちづくり】

団体の4周年イベントとして阪神淡路大震災を振り返るブラタモリ風まち歩きをしました。

ボランティア元年と言われる元になった阪神淡路大震災。団体のメンバーであり、当時、消防職員として京都から神戸へ救援活動に行かれた方に案内をしていただいたのですが、最初に降り立ったのは「JR鷹取駅」。駅を挟んで、南北で道路の幅や街並みが違います。
JRの線路が防火帯になり、火事の延焼を抑えたことや駅の北側には西日本旅客鉄道鷹取工場があったこと、町の歴史や、当時の状況などを説明していただき、路地を東西南北くねくねと歩き回り、築20年以上の建物がないことがよく分かりました。
また、震災当時に京都の消防局が拠点とした場所が、区画整理後は場所がかわっていたりだとか、避難場所となった「千歳公園」の現在の姿。
もし、また災害が起こった時にどう活用するか分かりやすく、なおかつ整備されている。

復興からのまちづくり

メンバーには、当時、その場所で被災した人もいます。鷹取山の麓で被災し、眼下に広がる火の海を見たメンバー。長田の商店街近くで火事を目の当たりにしたメンバー。その時を体験・経験した人に説明され、メディアや書籍などからは分からない事を感じ立場が違えば見方も感じ方も違う。

有意義な1日でした。


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京都市市民活動総合センター